マスコミについて、かなり怖い状況になっているのを感じ久々に
更新してみます。
尖閣諸島の中国漁船の領海侵犯で、反日デモなどが新聞、テレビ
などで報道されています。何かまるで中国の言い分が正しいこと
のように、うま~く報道管制が引かれたような状況です。
中国って、グーグル検索が出来ないとか、ネット利用に中国共産
党から規制が掛けられ正しい情報が市民に伝わっていないという
状況があり、日本や欧米から見ると信じられない可哀想な気さえ
していました。
ところが、実に日本では、もっと酷くてTV局やら大手新聞社など
を始めとする所謂マスコミと言われるところからくる報道が、
かなり偏向した内容となってしまっている状況が明らかになって
来ています。これは、中国で体制側で規制しているという対立軸
がはっきりしているものとは違って、一般市民から見た場合に
分かりにくいだけに厄介です。我々日本人はある程度、マスコミ
やらジャーナリストと言う方々を信用してしまっているところが
あり、メディアから流される情報が殆ど正しいものとして受け
入れてしまっています。裏返せば、報道されないことで、
そういった事実が無いと判断したり、国民の大多数が重要と
思っていないと判断したりしている訳です。これだけ、情報社会
が発達したから、「報道されないこと」=「事実は無い」という
図式が、当然のように考えられて居たわけです。TV局も各局ある
し、新聞だって、毎日・朝日・産経とか数社ある訳ですから、
全てが報道しないなんてことがある訳ないって思っていた訳です。
ところがです。こと、今回の尖閣問題では、とても奇異な事象が
発生しているのです。
中国国内で反日デモが大規模で行われて、それは直ぐにでもTVで
流されるのですが、日本国内での日本人による抗議デモなどは、
全く報道されていないのです。
あたかも、日本国民が何も行動していなくて、誰もそんなこと
には関心が無いのですと言っているかのようにです。これは、
とても不思議なことです。
百歩譲って、民間放送局は、スポンサーの意向で流さないという
ことがあり得たとしても、NHKさえ全く報道していないのです。
10/2 に東京・渋谷で開催されたデモに続き、10/16の東京の在日
中国大使館前へのデモについても、報道されることが無かったの
です。
10/16のデモへのカウンターとして反日デモが中国で起こされた
ため、その報道に関連して辛うじて日本でもデモが有ったとして
いるのが数社出て来た位です。
中国でのデモについては、共産党体制側からの指示で意図的に
デモが行われたという話しもあるようです。かなり政治的な
コントロール化でのものであった疑いが濃いものとなっています。
それは、中国国内の政府への不満のガス抜き的な要素もあった
ようです。何れにしても、日本国内の極々普通の市民の自発的な
3000人越え規模の抗議デモを正しく報道しない状況は、異常と
しか言いようがありません。薄々とは気づいてはいましたが、
マスコミがこれほどまでに毒されて腐ってしまっているとは思い
もしませんでした。本当に恐ろしくてなりません。
関西では、10/30(土)に同様のデモが予定されているようです。
これまで、デモとか参加したことなんて人生で一度だって
なかった自分ですが、ここは行動しておきたいところと思って
います。細かい主義主張って微妙には、個人個人で違うところも
多々あるんでしょうが、ジャーナリストがその役割を果たせて
いない以上、何もないことになってしまう状況を是認しておく訳
にはいかないのではないかと思うのです。多分、これは、戦後の
安保闘争以来の日本にとって重要な事案だろうと感じます。
日本人のアイデンティティに関する度合いで言うと、安保闘争
以上に重要なものであるとも言えると思います。
少なくとも安保闘争時には、右も左も同様に問題を同じように
見つめている正しさがありましたが、今は、問題が問題でない
ことのように虚構が作られてその虚構を作り出しているものとの
対決になるからです。自分が立っている所がしっかりしていると
思っていたら、全くあやふやなものの上に立っていたというよう
な状況と似ています。
僕たちは、これまで何の為に歴史を学んで来たのだろうか。
何を歴史から学び取れたのだろうか。
